Yunmu■季節のお便り■2018年8月「立秋」号

二十四節気「立秋」りっしゅう

8月7日22時31分「立秋」です。旧暦7月、申(さる)の月の正節で、天文学的には太陽が黄経135度の点を通過するときをいいます。

この日から暦の上では「秋」になりますが、実際には残暑の厳しい頃。平均気温は高温のピークに達し、一年で最も暑い時期となります。

見上げれば、空が少しづつ高く感じるようになり、雲の色や形、風のそよぎに「秋の気配」が感じられるようになります。ひぐらしが鳴き始め、所により深い霧が発生します。

ヒグラシは、早朝や夕方に鳴きますが、薄暗い日中に鳴くこともあります。「カナカナ…」と鳴くことから、カナカナとも呼ばれます。

秋は移動性高気圧に覆われる日が多く、日中に晴れて風の強い夜には「放射冷却現象」よる霧が発生します。気温が下がれば空気中の水蒸気が結露し始め、霧が発生。霧の発生条件はたくさんありますが、秋は霧の季節といえます。

「立秋」は、「秋立つ」「秋来る」などとともに、秋の代表的な季語になっています。この日より暑中見舞いではなく「残暑見舞い」となります。

「七十二侯」

◆初候「涼風至」(りょうふう いたる)
◇涼しい風が立ち始める時節。

◆次候「寒蝉鳴」(かんせん なく)
◇ひぐらしが鳴き始める時節。
 寒蝉=ひぐらし。また、秋に鳴く虫をいいます。「かんぜん」とも読みます。

◆末候「蒙霧升降」(もうむ しょうごう)
◇深い霧がまとわりつくように立ち込める時節。蒙霧=もうもうと立ち込める霧。

「8月の花」

「向日葵」ひまわり・Sunflower 菊科・ひまわり属

学名「Helianthus」(ヘリアンサス)ギリシャ語の「helios(太陽)+anthos(花)」が語源。「太陽の花」の意。原産地は北アメリカ。紀元前からインディアンの食用作物として使われていました。日本には、17世紀に伝来。開花時期7月10~9月10頃。

花の形は太陽を思わせ、太陽の動きにつれて回ることから「日まわり」と呼ばれますが、花首の柔らかい頃にだけ日中太陽の方向を追います。

花首は、夕方には西を向いていますが、夜には向きを戻し、夜明け前には再び東を向きます。花が完全に咲いてからは、東の方向を向いたままほとんど動かなくなります。

大きな一つの花のように見えますが、「頭状花序」と呼ばれ、多数の花が集まって一つの花の形を作っています。これは「キク科の植物」に見られる特徴。外輪に黄色い花びらをつけた花を「舌状花」、内側の花びらがない花を「筒状花」と区別して呼ぶ場合もあります。

別名は、「日輪草」(にちりんそう)、「日車」(ひぐるま)など。種は長楕円形。種皮色は油料用品種が黒色で、食用や観賞用品種には長軸方向に黒と白の縞模様があります。種は絞って「ヒマワリ油」として利用されます。ヒマワリ油には「不飽和脂肪酸」が多く含まれます。
 
種子を煎って食用とすることも。また、ペットの餌に利用されます。近年、ディーゼルエンジン用燃料(バイオディーゼル)として利用する研究も進められています。乾燥した種子を用いる生薬名は「向日葵子」(ひゅうがあおいし)。

花言葉「私はあなただけを見つめる」「あなたは素晴らしい」など。

 
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「8月の別名」

旧暦8月は秋の始まりの月で、木の葉が落ち始める頃を言い「葉月」(はづき)と呼ばれます。

また、稲穂が張る「穂張り月」(ほはりづき)や、雁が初めて来る「初来月」(はつきづき)、台風が多く来る「南風月」(はえづき)などと呼ばれます。

その他、萩月(はぎづき)、秋風月(あきかぜづき)、月見月(つきみづき)、木染月(こぞめづき)、雁来月(かりきづき)、草津月(くさつづき)、燕去月(つばめさりづき)、桂月(けいげつ・かつらづき)、壮月(そうげつ)、竹春 (ちくしゅん)など。

建酉月(けんゆうげつ)=「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、その柄が旧暦で酉の方位を向くのでそう呼ばれます。


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 「8月の誕生石」

 ☆ペリドット / Peridot

色 / ライムグリーン オリーブグリーン  鉱物名 / オリビン olivine
和名 / 橄欖石(かんらんせき)
主な産地 / アメリカ・アリゾナ州 メキシコ州 アフガニスタン
       オーストラリア 中国など。(ハワイでは既に絶産)

地中深く、マントル部の成分であると考えられているペリドット。稀に隕石の中から見つかることもあります。太陽の光をいっぱいに浴びた草原のように美しく輝くペリドットは、太陽のパワーを秘め暗闇に光りをもたらす力があると信じられています。

古代エジプトでは、暗闇を吹き払う護身符として大切にされ、ファラオ王の崇拝物となっていました。ヨーロッパでは、中世に十字軍が持ち帰ったことから「十字軍のエメラルド」として知られ、希望の石とされていました。

ハワイのオアフ島では、岬の突端がキラキラと美しい光を反射することから、ダイヤモンド・ヘッドと名づけられましたが、実はその岩石に含まれていたのはペリドットでした。そのことから「ハワイアン・ダイヤモンド」とも。「女神ペレの涙」とも。また、夜になっても光を失わないことから「イヴニング・エメラルド」とも呼ばれています。

パートナーとの信頼関係が強化され、愛情を高めてくれるといわれています。

 ☆サードオニキス / Sardonyx

色 / 赤色~オレンジ色に白や褐色の縞模様
和名 / 紅縞瑪瑙(べにしまめのう)
主な産地 / ブラジル ウルグアイ インド 中国 ドイツ など

サードオニキスは、誕生石のもととなった旧約聖書に記された12種類の宝石の一つ。古代ローマにおいて「カメオ」として愛された赤と白の縞目模様のパワーストーンです。
新しい出会いには良縁を、既に出会っている人達には繋がりの縁をもたらします。

縁結びで有名な出雲大社で奉られている御神体は、巨大なサードオニキスで出来ていると言われています。

恐怖や悪夢を祓う力を持ち、愛の象徴、恋愛成就、夫婦円満のお守りとして使われます。


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「8月の行事食」 お盆の精進料理

「精進」(しょうじん)とは、仏の教えによって仏道修行に努めることをいい、悟りを極めるための過程の一つ。その精進の方法の中に、美食を戒め粗食であれ、という行いがあります。因みに、精進を終えた後に食べる食事のことを「精進落とし」「精進明け」などと言います。

殺生を戒める仏の教えにより、肉類魚介類を避け、野菜・山菜・穀類・豆類などの食材だけで料理したものを「精進料理」といいます。粗食を食することも修行の一つ。「殺生をせずに心身を清める」という意味もあります。

弘法大師が唐から豆腐の製法を持ち帰り、厳しい冬の保存食として出来上がったのが「高野豆腐」ですね。肉や魚に見せかけた「もどき料理」の代表が「がんもどき」。調味料の使用を抑え、余さず食材を使い切るのが精進料理の基本です。

調理法は「五味」(甘い、辛い、すっぱい、苦い、塩辛い)、「五色」(赤、白、緑、黄、黒)、「五法」(生、煮る、焼く、揚げる、蒸す)と決まっています。

3泊4日の日程でご先祖さまや近親者の魂を生前過ごした家にお迎えし、ゆっくりしていってもらうわけですが、お客さまとしておもてなしをするのが「お盆の供養」とでもいいましょうか。

日本料理は五種に区別されます。

【本膳料理】 冠婚葬祭に使います。
【懐石料理】 茶の湯から起きました。
【会席料理】 懐石を崩した宴会料理です。
【即席料理】 一般の料理です。
【精進料理】(普茶料理)菜食の仏門料理です。

お盆料理は、本膳料理の作法に則った精進料理で、一汁三菜から三汁十五菜まで献立は様々です。菜の数は必ず奇数と決まっています。奇数を陽、偶数を陰とし、奇数をめでたいものとすることによります。

本膳に七菜、二の膳に五菜、三の膳に三菜が基本形ですが、式三献、雑煮、本膳、二の膳、三の膳、硯蓋と膳が続き、最大七膳まであったという厳粛な料理は今はほとんど作られる事はありません。例えば、箸を付けない「睨み鯛」などの見るだけの料理。

いまどきのお盆料理は「二汁五菜」です。本膳に「一の汁」「膾(なます)」「坪」「香の物」「飯」を、二の膳に「平」「千代口」「二の汁」、別膳に「焼き物または揚げ物」を供します。因みに「菜」(な)は、副食物のことで、酒に添える菜→酒の菜→これが訛って「肴」(さかな)になりました。

本 膳 ☆一の汁(味噌仕立て)       二の膳 ☆平=ひら(焚き合わせ等)
    ☆膾=なます(酢の物)           ☆千代口=猪口(和えもの)
    ☆坪=つぼ。壷形の器。(ごま豆腐)     ☆二の汁(清汁)
    ☆香の物(ぬか漬け)
    ☆飯(白飯)            別 膳 ☆皿(焼き物、揚げ物)

本膳「一の汁」は、味噌仕立て。「二の膳」の「二の汁」は、すまし汁仕立て(醤油)。本膳料理では「三の膳」に出す「三の汁」は潮仕立て、魚貝類を水から入れて煮出し塩味だけで調味したものです。

「平」の焚き合わせは、がんもどきや里芋、高野豆腐、山菜やオクラなどを薄口醤油で焚き合わせたものを平椀に盛り付けたもの。

お盆棚のお供え物には、季節の野菜や果物を。白玉団子は浄土へのお土産として用意します。素麺は15日の昼に供えます。型菓子は、餅米を炒って粉にしたものを木型に詰めて抜いた菓子のこと。蓮・菊・末広などの形があります。

お盆はお休みでお出掛けされる方も多い思いますが、本来の過ごし方を思い出し精進料理をいただいてみるのもいいかも知れませんね。


過去記事→Yunmu■季節のお便り■2018年7月号

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